こんにちは!アイカタ編集部のヨシオカです。
今回は「アイコンタクト」についてお話しします。
日常生活で他人と目を合わせるのを避けがちな人は、アイコンタクトの重要性を見逃しているかもしれません。実は、アイコンタクトは恋愛だけでなく、コミュニケーション全般において非常に重要な役割を果たしています。この記事では、アイコンタクトの効果と苦手な人のための対処法や練習法について紹介します。
アイコンタクトの効果
好感度が上がる
アイコンタクトは、相手に好感を持たれるための重要な要素です。例えば、ある実験では、参加者に対してアイコンタクトをすることで、相手からの好感度が上がることが確認されています。アイコンタクトは信頼感や親密さを感じさせるため、コミュニケーションにおいては欠かせないスキルと言えるでしょう。
恋愛心理学の実験に組み込まれている
アイコンタクトは恋愛心理学の実験にも頻繁に取り入れられています。例えば、有名な「吊り橋効果」の実験や「アーサーアーロンの36の質問」の実験においても、アイコンタクトは重要な役割を果たしています。これらの実験は、アイコンタクトが相手との親密さを高めることを示しています。
恋愛以外にも効果がある
アイコンタクトは、恋愛だけでなくビジネスシーンや日常のコミュニケーションでも効果を発揮します。例えば、プレゼンテーションや商談の際にアイコンタクトを意識することで、相手に誠実さや自信を感じさせることができます。また、友人や家族との会話でも、アイコンタクトをすることで相手に注目していることを示し、関係を深めることができます。
逆にアイコンタクトができないことで相手に与える印象
アイコンタクトができないと、相手に様々なネガティブな印象を与える可能性があります。
- やましいことがあると思われる
- 自分に興味がないと感じさせる
- 感情が読めなくて不安を感じさせる
- 人が苦手そうな印象を与える
これらの印象は、信頼関係の構築を妨げる可能性があるため、注意が必要です。
どのくらいの頻度、時間でアイコンタクトすれば良いのか?
アイコンタクトの頻度や時間には、一概に定めることは難しいですが、一般的には会話中の約60-70%の時間を目安にアイコンタクトをすることが推奨されています。ただし、あまりに長い時間アイコンタクトを続けると相手を不快にさせることがあるため、自然に目を逸らすことも大切です。
また、アイコンタクトの意味や適切な頻度は、文化によって異なります。例えば、アジアの一部の文化では、敬意を表すために目を逸らすことが一般的ですが、西洋文化ではアイコンタクトが信頼や自信の表れとされます。異文化間コミュニケーションの場面では、相手の文化的背景を理解し、適切なアイコンタクトを心がけることが重要です。
アイコンタクトは非言語コミュニケーションの一部であり、ボディランゲージやジェスチャーと相まって、コミュニケーションの効果を高めます。例えば、相手に同意や理解を示すために頷きながらアイコンタクトをすると、より強い印象を与えることができます。
アイコンタクトが苦手な人の対処法と練習法
アイコンタクトを改善するためには、日常生活で意識的に実践することが重要です。例えば、会話をする際には相手の目を意識的に見るように心がけ、少しずつアイコンタクトの時間を延ばしていくことが有効です。
意識的な取り組みと合わせて、アイコンタクトが苦手な人は、次のような対処法や練習法を試してみると良いでしょう。
鏡の前で自分とアイコンタクトをする練習をする
他人とアイコンタクトをするのが苦手な方は、まずは自分で練習してみるのが良いでしょう。鏡を見ながら自分と目を合わせる練習をすると、他人との目を合わせる苦痛が多少緩和されます。
また、アイコンタクトをしている時の目線が鋭すぎないか、相手に不快感を与えるような表情や視線をしていないかの確認にもなるので、アイコンタクトに苦手意識がなくてもやってみると発見があるかもしれません。
親しい人との会話で意識的にアイコンタクトを増やす
鏡の中の自分でアイコンタクトの練習をしたら、次は親しい人にステップアップしましょう。近しい友人や家族、信頼している人など自分以外の目を見ることに慣れる練習をしましょう。
もし、いきなりアイコンタクトが増えたら不自然と思われることが不安であれば、思い切って「意識的にアイコンタクトを取る練習をしている」と伝えても良いかもしれません。
ビデオ通話で相手の目を見る練習をする
ビデオ通話を利用しての会議や友人、家族とコミュニケーションの際に相手の目を見るというのも効果的な訓練になります。
ただし、こちらの画面の位置が低すぎる場合に、画面を注視することで、相手側からは伏目がちに見えてしまうということもあるので、自身のカメラの写り具合を確認しながら実施しましょう。
相手の目ではなく、眉間や鼻のあたりを見ることでプレッシャーを減らす
次にアイコンタクトを行う上でのテクニックになります。視線がぶつかることに恐怖心や苦手意識がある場合には、相手の目をダイレクトに見るのではなく、その付近に視線を送るでも大丈夫です。この方法を行いながら、徐々に目を見れるように慣れていきましょう。
リラックスするための呼吸法やリラクゼーションテクニックを取り入れる
自分の中で意識的に緊張状態を解除する術を身につけるのも重要です。アイコンタクトをして緊張してしまってその後のコミュニケーションが上手く行かなくなっては本末転倒なので、自身の緊張を和らげる方法を持っておきましょう。
深呼吸をしたり、身体のマッサージをしたり、あとは普段よく触るものや落ち着く匂いをそばに置いておくことも有用です。
アイコンタクトは練習によって改善することが可能です。自信を持って積極的に挑戦してみましょう。
まとめ
アイコンタクトは、恋愛だけでなくあらゆるコミュニケーションにおいて重要な役割を果たします。好感度を上げたり、信頼関係を築いたりするためには、適切なアイコンタクトが欠かせません。アイコンタクトが苦手な方も、練習を重ねることで改善することができますので、ぜひ積極的に取り組んでみてください。